LSEG の歴史

「我が言葉は我が証文なり」― 1801 年のときも、そして現代も。

世界最古の証券取引所のひとつであるロンドン証券取引所の歴史は、300 年以上前に遡ります。2007 年 10 月にロンドン証券取引所がイタリア証券取引所 (Borsa Italiana) と合併し、LSEG (ロンドン証券取引所グループ) が誕生しました。

LSEG の沿革

  • 1698 年
    ジョナサン・コーヒー・ハウスで、ジョン・キャステイン (John Castaing) が「The Course of the Exchange and other things」と呼ばれる株価・商品価格のリストの発表を始める。

    1801 年
    ロンドンで初の規制取引所が設立され、近代的な証券取引所が誕生。

    1986 年
    金融変革「ビッグバン」到来により、英国市場の規制が撤廃・緩和される。

    1995 年
    FTSE グループ設立にともない、ロンドン証券取引所 (LSE) が 50% の株式を保有。その後、LSEG が 2011 年に残りの株式 50% を取得。

    1995 年
    ロンドン証券取引所のオルタナティブ投資市場 AIM が設立。ダイナミックな小規模企業に焦点を当てた世界有数のグロース市場となる。

  • 2001 年 7 月
    ロンドン証券取引所が上場。

    2007 年 10 月
    ロンドン証券取引所とイタリア証券取引所 (Borsa Italiana) が合併し、ロンドン証券取引所グループ (LSEG) が誕生。

    2009 年 9 月
    スリランカを拠点としてグローバル資本市場分野にテクノロジー・ソリューションを提供する MillenniumIT を買収。

    2009 年 12 月
    LSEG が汎欧州株式取引プラットフォーム Turquoise の株式の過半数を取得。世界有数の投資銀行と共同保有する。

  • 2010 年 11 月
    LSEG Foundation を設立。世界各地の慈善活動支援に注力する。

    2013 年 5 月
    世界有数のマルチアセット・クラスの清算機関である LCH グループ (当時: LCH.Clearnet) の過半数の株式を取得。

    2014 年 1 月
    FTSE 100 Index が 30 周年を迎える。

    2014 年 12 月
    米国を拠点として、Russell インデックス事業を保有する金融サービス・プロバイダー Frank Russell Company を買収。

    2015 年 5 月
    FTSE と Russell Indexes が FTSE Russell として統合。

    2016 年 9 月
    LSEG が、複数の大手取引銀行とシカゴ・オプション取引所とともに金利デリバティブ取引所 CurveGlobal を設立。

    2017 年 1 月
    米国を拠点として、公開・非公開企業の事業・財務情報を提供するリーディングカンパニー Mergent を買収。

    2017 年 8 月
    債券分析プラットフォーム The Yield Book とシティ債券インデックスをシティグループから買収。

    2017 年 10 月
    FTSE 250 Index が 35 周年を迎える。

    2018 年 12 月
    LSEG が、LCH の過半数株式保有割合を 82.6% まで増加。

    2018 年
    LCH の金利デリバティブのクリアリング・サービス SwapClear が、名目ベースで 1,077 兆ドル超の取引を処理。年間 1,000 兆ドルを超える初の清算機関となる。

    2019 年 1 月
    Euroclear 株式の 5.2% を取得。

    2019 年 6 月
    LSEG が、債券投資家向けの ESG データ・プロバイダーとして高い評価を得る Beyond Ratings (現 LSEG ソブリン・サステナビリティ・ソリューションズ) を買収。

    2019 年 6 月
    海外投資家が中華圏外から中国 A 株へアクセスする史上初の相互上場制度 上海・ロンドン株式相互接続 (ストック・コネクト) を通じて、華泰証券が上場第 1 号に。

  • 2021 年 1 月
    LSEG がリフィニティブの全株式を取得。金融市場を支えるインフラとデータを提供するグローバルカンパニーが誕生。