LSEG 気候変動対策移行プラン
2040 年、ネット・ゼロ企業を目指して
LSEG の掲げるネットゼロ目標
2021 年 1 月、LSEG は国連の気候変動キャンペーン「Race to Zero」に賛同し、ネット・ゼロに取り組む世界初の取引所グループとなりました。
LSEG は、2030 年までに炭素排出量を半減させ、2040 年までにネット・ゼロを達成するよう取り組んでまいります。
LSEG のネット・ゼロに向けた取り組みの詳細については、気候変動対策移行プラン (2021 年)、気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD) レポート (2021 年) および気候変動対策目標レポート (2024 年) をご覧ください。
科学的根拠に基づく目標
LSEG は、パリ協定で定められた目標に沿って、科学的根拠に基づく目標を掲げています。
炭素削減
- LSEG は、スコープ 1 および 2 に係る温室効果ガス絶対排出量を 2030 年までに 2019 年を基準年として 50% 削減することに取り組んでいます。
- LSEG は、スコープ 3 (燃料とエネルギー関連の活動 (FERA)、出張、従業員の通勤) に係る温室効果ガス絶対排出量を、2030 年までに 2019 年を基準年として 50% 削減することに取り組んでいます。
サプライヤー・エンゲージメント
- サプライヤーの 67% (当社のスコープ 3 の「購入品とサービス」をカバーする排出量基準) が、2026 年までに科学的根拠に基づく目標を設定するよう取り組みます。
LSEG は、2040 年までのネット・ゼロ達成を目指していますが、短期的な目標への取り組みを優先しているため、SBTi の認定を受けた正式なネット・ゼロ目標は現時点ではまだ設定していません。将来的に、ネット・ゼロへの取り組みを SBTi の認定を受けた正式な目標とすべきかどうか、またそうするとすればいつすべきかを検討する予定です。これは、サプライヤー・エンゲージメント目標の進捗状況に影響されることになります。
重点分野
4 つのグライド・パスが、目標の排出量を監視、管理、削減を支えています。
施設とデータ・センターの排出量 (スコープ 1 および 2 排出量)
在宅勤務と従業員の通勤による排出量
飛行機、鉄道、自動車を使った出張による排出量 (スコープ 3 排出量)
購入品とサービスによる排出量 (スコープ 3 排出量)